SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

インターネット的エンタテイメント屋の日々

あんな日も、こんな日も…
「ゲド戦記」
0
    完成披露試写でスタジオジブリの最新作「ゲド戦記」を観てきた。

    ちょうど1年前、僕が構成を担当するJ-wave「Growing Reed」のゲストにスタジオジブリの鈴木敏夫さんが来てくれたのを縁に、岡田准一くんが声優として参加することになったこの作品。
    ジブリ作品は欠かさず観ている僕としても特別な関心を持ち、楽しみにしていた作品だ。

    まず、一番気になっていた声優・岡田准一は、ナイーブさと力強さを両立させるという複雑なアレン役を見事に演じ、お世辞でなくいい仕事をしていた。
    前作「ハウルの動く城」では、ハウルが声を発するたびに木村拓哉の顔が浮かんできた(まぁ、それだけ存在感があるとも言える)ものだが、今回はそういう違和感はまったく感じない。
    むしろアレンを演じるのは彼しかいなかったんじゃないかというくらい、キャラクターに同化していた。
    たった一度の共演でそこまで岡田くんのキャラや表現力を見抜いていたとすれば、鈴木敏夫恐るべし、だ。
    ハイタカ(ゲド)の菅原文太もイメージにぴったりのキャスティングだと思う。

    ストーリーは比較的分かりやすいが、要所で投げかけられる哲学性を含んだセリフが印象的だ。
    「Growing Reed」の中で鈴木敏夫さんは「映画をプロデュースする上で大切なことはその作品に時代性があることだ」と語っていたけれど、「世界の均衡(バランス)が崩れつつある」「人々はせわしなく動きまわっているが目的はなく」「人間の頭が変(ヘン)になっている」といったボディーコピーでこの作品の時代性を表現するあたりの手腕は見事としかいいようがない。

    緻密で完成度の高いこれまでのジブリの画作りに比べると、今作はシンプルで青臭い感じ。
    油絵のようなタッチの背景などの世界観には違和感を感じるファンも多いと思う。
    「ジブリ作品が好きだ」と自認しているファンが「ゲド戦記」を観て、「やっぱり好きだ」と感じるか「あまり好きじゃない」と感じるか。
    それによってジブリ映画のどこが好きなのかが明らかになる試金石的な作品だ。

    ま、いずれにしてもヒットすることだけは間違いないんだろうなぁ。
    | 映画 | 04:41 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
    「カーズ」
    0
      「映画の天才」試写で「カーズ」を観てきた。

      「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」を制作してきたピクサーの最新作と聞けば、作品のクオリティーは折り紙付き。
      期待に違わぬ良作だった。

      今回の舞台はクルマの世界。
      最速で走り続けることだけを目指していたレーサーの主人公が、ひょんなことからルート66沿いの田舎町に迷い込み、そこで出会った個性的なクルマたちとの交流を経て人生の意味を見いだしていくというストーリー。
      3Dアニメで主人公が擬人化されたクルマという設定は奇異なものの、ストーリーはハリウッド映画の王道中の王道。
      挫折と葛藤、友情と恋愛を通じた主人公の成長、勧善懲悪、ハッピーエンドといった映画のベタが密度濃くふんだんに盛り込まれている。
      しかも、そのベタなストーリーの完成度が驚くほど高いのだ。

      その上、かつて栄華を極めたルート66沿いの田舎町がフリーウェイの建設によってさびれているというノスタルジーというかある種の文明批判は、スローライフやロハスな気分の時代性も兼ね備え、子供だけでなく大人も十分楽しめる作品だ。
      普通だったら真っ先に宣伝文句になりそうなCGのクオリティの高さ(これがびっくりするほどすごいのだ)が二の次になるほどストーリーが良くできている。

      ある意味で最高のハリウッド映画。
      アニメなんてとバカにしていると、エンディングでウルッときちゃうかもしれませんぜ。
      | 映画 | 15:53 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
      「間宮兄弟」
      0
        「映画の天才」試写で「間宮兄弟」を観た。

        30才を過ぎても恋人もなく、同居して楽しく2人で暮らす兄弟の日常を描いた作品。
        殺人事件が起こるわけでもなく、宇宙人が攻めてくるわけでもなく、ドラマティックな大恋愛が展開されるわけでもない。
        ただ平凡な日常に毛が生えたようなイベントが起こり、それでも兄弟の日々が大きく変わるわけではなく、平和で小さな幸せを感じながら生きている…という物語。

        退屈といえば退屈。
        映画にカタルシスを求めるのなら全くの期待はずれになること請け合いだ。
        僕にも弟がいるのだが、いい歳をして兄弟でこんなに仲良く同居しているという設定自体が信じられず、その時点で感情移入できずに一歩引いて観ている自分がいた。

        では観る価値がないのかといえば、そうじゃないのが映画の面白いところ。
        5年後、10年後、脳の粘膜にまとわりつくように世界観や空気感が残っているのは、ドキドキハラハラ興奮するハリウッド映画よりもきっとこの手の映画なのだ。
        そしてその記憶はひょんなことから思考の表層に浮かび上がり、物の考え方や生き方に影響を及ぼす。
        上手く言えないが、脳みその奥の方にインスパイアのタイマーをセットされたような。

        毎度のことだが、自分では積極的に観ないであろう作品との出会いを提供してくれる、この企画に感謝。
        | 映画 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「ナイロビの蜂」
        0
          「映画の天才」試写で「ナイロビの蜂」を観た。

          雄大なアフリカの大地を舞台に描かれたラブストーリー。
          イギリス外交官の夫が、殺された妻の生前の行動を追ううちに真実の愛に気づく…という物語なのだが、一方で大手製薬会社が貧しいアフリカの人々を騙して人体実験を行っているという社会派の要素があって、むしろ映像的にもそのインパクトが強い。
          配給会社としては宣伝が難しい作品だろうなと思う。
          まぁ、最大公約数の関心を誘うにはラブストーリーとして売るのが正解なんだろうけど。

          いい映画だと思う。
          だけど、個人的に今ひとつ乗り切れないのは、主人公の夫婦に感情移入しにくかったから。
          官僚と製薬会社の癒着を暴こうとするNGOのメンバーであり、その陰謀に巻き込まれて殺される妻は理想主義者に過ぎて、いい加減人間の僕には近寄りがたい。
          一方、ガーデニングが唯一の趣味で事なかれ主義の夫(原題の「The Constant Gardener」は彼を比喩的に指しているのだろう)はいかにも官僚的でさえない男。
          後半になってようやく映画ヒーローらしい動きを見せるのだが、そのモチベーションが上記の妻への愛だというところで僕は一歩引いてしまうのだ。

          この辺がハリウッドではないイギリス映画たるゆえんなんだろうな。
          画に描いたような典型的なハリウッドヒーローやハッピーエンドに食傷気味の人には新鮮だと思う。
          ああ、妻のキャラにもうちょっと自分を疑う謙虚さというか人間的な深みがあったら、かなりグッと来ると思うんだけどなぁ。
          | 映画 | 02:33 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
          「7人のマッハ!!!!!!!」
          0
            映画の天才試写会で「7人のマッハ!!!!!!!」を見てきた。

            タイ好きの僕としては見逃せないタイ映画。
            ノーワイヤー、ノースタント、ノーCGというアクション映画の常識と人間の限界を遙かに超えたムエタイアクションで観客の度肝を抜いた「マッハ!!!!!!!!」制作チームによる新作と聞けば、チェックしないわけにはいかない。

            ムエタイ、ラグビー、体操、テコンドー、セパタクローなどタイを代表するトップアスリートたちと、彼らが滞在する村を襲うゲリラとの闘い。
            設定がぶっ飛んでいるだけかと思いきや、全編95分のほとんどがひたすら連続するアクションシーンという、物語もへったくれもない構成。
            そのアクションシーンもハリウッドだったら俳優が泣いて逃げ出しそうな、まさに命がけで撮影されている迫力が観客を圧倒する。

            くはぁ〜、こんな映画を作ったアンタたち最高!
            最高の大バカだよ!
            もし普通の映画だと思って見に行ったら、あきれるか怒り出すか大笑いすること請け合いだ。

            アクション映画といえば香港=カンフーというイメージがあるが、今熱いのはムエタイをベースにしたタイ映画!
            一度食べたらクセになるパクチーのような作品だ。
            | 映画 | 01:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            「私の頭の中の消しゴム」と「四月の雪」
            0
              映画「私の頭の中の消しゴム」を観た。
              先日観た「四月の雪」といい、この「私の頭の中の消しゴム」といい、感動のツボを的確に押さえていて心憎いばかりだ。

              前者は妻に裏切られた夫と夫に裏切られた妻の許されない恋の葛藤を、後者は若年性アルツハイマーで記憶を失っていく妻への愛を描いた恋愛もの。
              どちらも聞いただけで「切ない」という感情の動きを刺激される設定だが、シナリオや音楽も緻密に構成されていて期待を裏切らない。
              エンタテイメントとしてよくできすぎていて、ひねくれ者の僕は感動する前に「巧いなぁ」と感心してしまったくらいだ。
              韓国映画は、勧善懲悪ハッピーエンドのハリウッド映画とは違った方向で、最大公約数の観客を満足させる手法を見つけたのだろう。

              世間を席巻する韓流ブームにはほとんど興味がなく、ヨン様くらいしか俳優も知らない流行遅れの僕だが、韓国で映画を中心にした映像産業が興隆してきた背景や人材育成システムには興味がある。
              国境を越えてヒットする映画の制作者たちが国策としての人材育成政策から育ってきたと聞くとうらやましく思う。
              日本でも最近コンテンツ制作支援なんていう動きを耳にするようになってきたが、ちゃんと機能してるのかなぁ?
              | 映画 | 03:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              「サマータイムマシンブルース」
              0
                映画「サマータイムマシンブルース」を観てきた。

                監督・プロデュースは、あの「踊る大捜査線」シリーズの本広克行。
                「踊る」に比べれば全然地味な映画だが、これがしっかりエンタテイメントしていて面白い。
                原作はヨーロッパ企画という劇団の舞台で、舞台版の作・演出を務め、映画版でも脚本を担当している上田誠はポスト三谷幸喜の呼び声も高いのだという。
                映画の中にあえて残されている舞台の匂いが、いい意味で青臭く、青春ものとしての効果を高めている。

                大ヒット映画の大物監督が小さな舞台をしっかりチェックしていて、気に入った若い才能と一緒にいい仕事をする。
                そんなつながりがいい形で昇華した佳作だと思う。
                | 映画 | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「NANA」
                0
                  映画「NANA」を見るべく、まずは原作マンガを読む。
                  NANA (1)
                  | 映画 | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「シン・シティ」
                  0
                    「映画の天才」試写会で「シン・シティ」を見てきた。

                    バイオレンス満載のハードボイルド。
                    普段だったら絶対観ないタイプの映画だが、そんな映画とも出会えるのが、この「映画の天才」プロジェクトの面白いところ。
                    物語に感情移入するとかそんなこととはまったく異なる次元で、男臭く血なまぐさい世界観とクールな映像美に圧倒される。
                    最後まで見ても面白いとはちっとも思わなかったけれど、とにかく乱暴でかつ緻密なパワーだけはイヤになるほど伝わってくる。

                    そんな中で一番グッと来たのはジェシカ・アルバの純粋なエロさ。
                    普段、洋物にはほとんど反応しない僕も「こんな女とヤッてみてぇ」(下品失礼!)と思わずワイルドになってしまうオーラを放っていた。
                    | 映画 | 05:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    「スターウォーズ」と「宇宙戦争」
                    0
                      全英オープン中継のため「創造市場」(テレビ朝日)が放送休止で今週はいつもよりちょっと楽なスケジュール。
                      話題の映画「スターウォーズ」と「宇宙戦争」もしっかり両方観に行ってきた。

                      番組で「1分41秒で分かる『スターウォーズ』の全て」なんていう企画をやった割に、個人的にはそれほど思い入れがあるわけではないのだけれど、「スターウォーズ」はそこそこ楽しめた。
                      シナリオやセリフもこれまでのエピソードに比べれば若干奥行きがある感じだったし。
                      それにしてもあれだけCGがスゴイとあっという間に世界観の中に引きずり込まれますな。
                      まあ、エピソード1と2で壮大な前フリを見せられてきたわけだから、そのくらいは楽しませてもらわなきゃね。

                      一方の「宇宙戦争」は、意外にも家族愛がメインテーマ。
                      アメリカ人はこういうの好きだろうなぁ、と思いながら淡々と観ている自分に気づく。
                      確かにスケールはでっかいし、CGもスゴイんだけど、もはやこのくらいでは驚かないくらい不感症になってしまっているのかも。
                      決してエンタテイメントしていないわけじゃないのだけれど、今ひとつのめり込めない感じ。
                      トム・クルーズ(というか、彼が選んで出る作品のセンス)が好きな僕としてはちょっと物足りないかな。

                      どちらも作品自体は平均点以上だと思うのだけれど、映画に感動するかどうかは期待値に左右されるからなぁ。
                      ま、両者とも期待値が高かった分、厳しくなってしまうということですかね。
                      | 映画 | 04:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |