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インターネット的エンタテイメント屋の日々

あんな日も、こんな日も…
「ムカンノテイオー」
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    友人の某テレビディレクターが監修・取材協力しているコミック「ムカンノテイオー」の単行本が発売になった。
    ムカンノテイオー 1 (1)ムカンノテイオー 2 (2)

    暴走族の総長がひょんなことからテレビ局のADとして働くことになるという設定こそフィクションっぽいこの作品だが、描いている内容は世の中にあまた存在するギョーカイものと比べて圧倒的にリアル。
    実は、僕も作品の連載が始まる前にちょっとだけ取材に協力したのだけれど、実際の現場にいる人間でなければ分からない内部事情がきっちりと描かれている。
    テレビはなぜ「やらせ」や「ねつ造」を生み出してしまうのか?
    そんなテレビの構造的な問題が浮かび上がる、一種の内部告発的な要素も含まれている。

    将来テレビの仕事をしたいと思っている若者はもちろん、テレビの裏側を知りたいと思っている全ての人におすすめだ。
    | | 04:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    「黒い太陽」
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      「黒い太陽」
      黒い太陽

      久しぶりに小説を読んだ。
      やむを得ない事情でキャバクラに勤めることになった新人黒服が、オーナーであるカリスマ風俗王に見込まれ夜の世界に染まっていく。
      やがて風俗王と対立することとなった彼は、自ら新しいキャバクラをオープンし、強大な力を持つカリスマ風俗王と全面戦争することに…という物語。

      僕自身はキャバクラに1回しか行ったことがない(しかも10年以上前だ)のだが、風俗業界の舞台裏には興味がある。
      「カネと女、欲望と野心、虚と実が絡み合った」キャバクラのシステムや、そこに勤める男と女、そして客のホンネをふまえて書かれたストーリーはスリリングで、552ページの大書を一気に読破してしまった。

      ラストが急に尻つぼみになってしまうあたりに不満は残るものの(もしかして続編があるのかな、という感じ)、全体として満足度は高い。
      キャバクラ好きな人は女のコたちの裏の顔を知って幻滅してしまうかもしれないが、僕は逆にそんな彼女たちの「演技」を見るためにキャバクラに行ってみたくなった(笑)。

      ちなみに、著者の新堂冬樹には闇金融の世界を描いた「無間地獄」や、新興宗教を描いた「カリスマ」などがあるらしい。
      どちらも人間の欲望がうずまく裏社会が舞台。
      アマゾンのレビューでも評価が高いし、読んでみたくなった。
      | | 03:59 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
      「食品の裏側〜みんな大好きな食品添加物」
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        「食品の裏側〜みんな大好きな食品添加物」
        食品の裏側〜みんな大好きな食品添加物

        食品添加物専門商社の元トップセールスマンだった著者が暴露する食品製造の裏側。
        ベストセラーになっているということで前から気になっていたのだが、やっと読み終わった。

        例えば、コーヒーフレッシュの成分にミルクなど含まれておらず、中身は水と油と添加物だけ。
        廃棄寸前のクズ肉に20〜30種類の白い粉を混ぜるとミートボールができあがる。
        コンビニ弁当はもちろんのこと、漬物やカレーのルー、ドレッシングにいたるまで、僕らが普段口にしている多くの食品にはジャブジャブと添加剤が使われている、という具体例がいやというほど列記されている。

        となると、「添加物は危険だから食べるな!」と脅かすのがこの手の本の常套手段だが、そうじゃないのが本書のオトナなところ。
        当然のことながら、こうした添加物は国の安全基準を満たしているから使われているわけで、食品を手軽に、安く、おいしくするという添加物のメリットもきちんと説明している。
        その上で、「安心を選びますか?」「便利さを選びますか?」と消費者に疑問を提示しているのだ。

        いくら怪しげな添加物がたっぷり使われているからといって、便利な加工食品をまったく食べないのは現実的じゃない。
        それでも、この本を読んでから食品の成分表示に目を通すようになった。
        思っていた以上に添加物に冒されている僕のカラダ。
        ああ、きっと長生きはできないんだろうなぁ。
        | | 05:02 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
        「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」
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          「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」を読む。
          ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル

          「ハリウッド発!全米ベストセラーついに日本上陸」
          「誰でも一週間でモテる男になれる★口説きの科学&ナンパの理論」
          「ブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトンが、口説きオトされてしまった禁断のテクニックが解禁!」

          そんなキャッチコピーを見て興味をかき立てられない男がいるだろうか?
          もちろん、世の中には同様のコピーで男性読者を誘惑する、いいかげんな本が山ほどある。
          しかし、この本には「本物」のニオイがプンプンしていて、ついつい買ってしまったのだ(笑)。

          中身はいわゆる自己啓発本ではない。
          取材のためにネットのナンパコミュニティに参加したライターがPUA(Pick Up Artist=ナンパ・アーティスト)に弟子入りし、独特のナンパメソッドを学び、出会ったばかりの女性たちを苦もなくお持ち帰りできる最強のナンパ師になるドキュメンタリーだ。
          眉に唾して疑いながら読み始めたのだが、そのメソッド(あえてここには書かない。興味のある人はぜひ自分で確認していただきたい)にはそれなりの説得力があり、作者の経験を記録した本文にはリアリティーがあってグイグイ引き込まれる。

          出会いや恋愛にオープンなアメリカ人に有効なこのメソッドが日本人全般に同じように通用するとは思わないけれど、それでも全く通じないと言うのも言い過ぎだろう。
          ウブな青少年が読んだら女性観に大きな影響を及ぼすに違いない。
          僕自身は40年弱の人生の中でナンパをしたことはほとんどないが、もし10代でこの本に出会っていたら恋愛観がすっかり変わっていたかもしれない。
          たぶん、世の中のほとんどの女性に軽蔑される方向に。

          狙った女性を次々に落とせる技術を身につけた男が最後にどんな結末を迎えるのか?
          そこには「人はなぜ異性を求めるのか?」という人生の重要な命題の本質の少なくとも一部が描かれているようにも思えるのだ。
          | | 06:25 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
          「陰日向に咲く」
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            今週のJ-wave「TOKYO CONCIERGE」(日曜日21:00)のゲストは劇団ひとりさん。
            そう、現在処女小説「陰日向に咲く」が売れに売れまくっているあの劇団ひとりさんだ。
            陰日向に咲く

            実はこの小説、ちょっと前に読んでいた。
            お笑い芸人の余興とは思えないほど小説として完成度が高く面白かったので、ぜひ話を聞きたいとずっとオファーしていたのだ。

            この作品の仮タイトルが「都会の隅っ子」だったとか、映画化の話も来ているが自分としては乗り気ではないとか、裏話満載。
            もう読んだ人はもちろん、これから読もうと思ってた人も楽しめるトークになったと思う。
            よろしければ、ぜひ。
            | | 03:28 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
            最近読んだ本
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              面白い本を読んだら忘備録も兼ねて日記に書くことにしていたのだけれど、忙しくて最近とんとご無沙汰になっている。
              だって、きちんと書評らしきものを書くのにはけっこうエネルギーがいるのだ。
              そんなわけで、かなり手抜きで最近読んだ本の中から印象に残ったものを。

              「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」
              ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
              インターネットとテクノロジーがこれからの社会にどんな影響を及ぼすか、明確なビジョンを示した良著。
              特に、インターネットのことをよく知らないであろう頭の固い人にも分かるように書いてあるのがエライ。

              「決断力」
              決断力
              棋士・羽生善治が勝つために頭の中でどんなことを考えているかを一般人にも分かりやすい言葉で説明した本。
              番組のゲストに来る人の本は片っ端から読むようにしているのだが、この本からはその中でも有数のインスピレーションを受けた。
              たぶん、超一流のスポーツ選手とか、学者とか、アーティストとか芸人もどこかで共通する思考回路を持っているんじゃないかと想像する。

              「私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言」
              私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言
              J-wave「Jam the world」などで活躍するジャーナリスト角谷浩一氏が共産党の不破哲三氏に行ったインタビューをまとめた、もうひとつの戦後史。
              様々な史料から検証される「事実」は自民党やマスコミからは出てこないであろうことばかり。

              共産党って、授業も掃除当番も絶対にサボらないマジメ君のイメージだが、この筋の通った緻密な調査力を見せつけられると、クラスに1人くらいはいてもいいかなと思えてくる。

              ああ、だいぶ前に読んだ本ってけっこう中身忘れてるなぁ。
              まだまだあるのだけれど、それはまたそのうちに

              | | 05:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              「アメリカSF映画の系譜」
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                J-wave「Growing Reed」のゲストに来て下さったシネカノン代表の李鳳宇さんは「映画はその国の勢いを表す」と言い、同じくスタジオジブリの鈴木敏夫さんは「なぜこの映画が今必要なのか、時代性を意識して戦略を考える」と語った。
                映画は娯楽であると同時に時代の空気や気分を表す鏡であり文化なのだ。

                テレビは社会の鏡であるという言い方をすることもあるが、テレビが長くても数ヶ月単位の「今」を映し出すのに比べて、映画は年単位、世代単位の「今」を映し出すのだろう。
                「アメリカSF映画の系譜」(長谷川功一・著)を読みながらそんなことを考えた。

                「2001年宇宙の旅」から「スターウォーズ」「E.T.」「エイリアン」「マトリックス」まで、誰もが知っているSF映画はなぜアメリカで発展したのか?
                著者はその疑問を「フロンティア神話」と「冷戦」という視点から読み解いていく。
                すなわち、アメリカSF映画を「宇宙開拓の神話」と「エイリアン来襲の神話」の2つに類型化し、それらの内容や制作された背景を綿密に検証していくのだ。

                結果として本書はアメリカSF映画史であると同時に現代アメリカ文化史になっている。
                自分が見て感動した映画が誰のどんな意図によって企画され、どんな時代背景の中で人々の支持を集めたのか。
                著者の意図とはおそらく異なるだろうが、僕はエンタテイメントのマーケティング論として楽しんだ。

                実は、著者はアメリカ留学の経験を持つ札幌在住のテレビマンで年令もほとんど同じ。
                僕の日記を読んで下さって、わざわざ本を送って下さったのだ。
                そんな共通点を持っている人の情熱的な仕事を見ると刺激を受ける。
                僕ももっと頑張らなきゃいけないなぁ。
                | | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「たくさんの人にお金を出してもらう仕組みがわかる本」
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                  たくさんの人にお金を出してもらう仕組みがわかる本
                  たくさんの人にお金を出してもらう仕組みがわかる本

                  といっても、ネズミ講や詐欺の本じゃない。
                  最近話題のアイドルファンド映画ファンドなどの資金調達の仕組みを解説した本。
                  実は最近、エンタテイメントファンドの企画を考えたい、という相談を受けたこともあり、ちょっと勉強しておこうと思ったのだ。

                  個人的にはこうしたファンドの「投資」面より、多くの人の「共感」「応援」を集めて、「夢」を実現するという要素に興味がある。
                  エンタテイメント作品は受け身で楽しむだけじゃなく、その制作プロセスに参加することで、より深く楽しめる可能性があると思うのだ。
                  ジャンルによっては、制作プロセスに参加すること自体が十分エンタテイメントとして成立するのではないか。
                  ベストセラーになった「電車男」だって、リアルタイムで書き込みに参加していた人は大いに楽しんだはずだ。

                  この本の中にはアイドルや映画の他に小劇場、音楽、風力発電の風車と様々なファンドの例が挙げられている。
                  これからも様々なジャンルでファンドが生まれるだろう。
                  テレビやラジオの番組だって例外じゃなく、成功するものもあれば失敗するものもあるだろう。

                  いつか僕がこうしたファンドに関わることがあったら、出資者をプロセスで大いに楽しませ、ついでに儲けさせることで、自分も楽しんでやろうと思う。
                  その日はそんなに遠くない予感がするんだよなぁ。
                  | | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「心理テストはウソでした」
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                    「キミって明るく振る舞ってるけど、本当は寂しがり屋でしょ」って、女のコの耳元で囁くんですよ。
                    そうすると、女のコは「この人は本当の私を分かってくれてるのかもしれない」と心を開いてくれるんです。

                    かなり前に何かの番組でインタビューしたモテ男のコメントを思い出したのは、「心理テストはウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」を読んだからだ。
                    「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た
                    | | 02:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    さらば「Los Angeles留学日記」
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                      出版社のアルクさんから「あなたの著書「Los Angeles留学日記」を残念ながら絶版にします」というメールが届いた。
                      Los Angeles留学日記?読んで(日記)観て(映像・写真)聴く(音声)アメリカ滞在奮闘録
                      思い起こせば「あなたの日記を本にしませんか?」というメールが届いたのは98年10月のこと。
                      実際に書籍が出版されたのは99年5月のことだから、もう6年も前のことになる。

                      「地球の歩き方」のような旅行ガイドと同じで、留学情報も記述が細かくなればなるほど情報が腐る。
                      当時としてはまだ貴重だった留学生の日記も現在はネット上にたくさんあるし、そもそもこの本の内容もネットでそのまま読めるんだからバカ売れするはずもない。
                      今や流行となったウェブ出版のパイオニア(?)としては十分役目を果たしたということだろう。

                      本を読んで感想メールを下さった読者のみなさん、ありがとうございました。
                      とても嬉しかったし、勇気づけられました。
                      そしてなにより、書籍の内容をそのままネットに残したいという僕のわがままを受け入れて下さった担当編集者のAさんをはじめとするアルクのみなさん、ありがとうございました。

                      手元に数冊あったはずの本もいろいろな人に配り歩いてなくなってしまったので、絶版記念に5冊だけ注文した。
                      いつか子供ができたら、「お父さんは昔、本を出したことがあるんだぞ!」と自慢するのだ。
                      その頃、本を出すことがそんなにスゴイことかどうかは微妙だろうけど、ね。
                      | | 04:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |