インターネット的エンタテイメント屋の日々

あんな日も、こんな日も…
ウェブ日記10周年
自分でもすっかり忘れていて素通りしそうだったけど、2008年3月5日は僕がウェブで日記を書き始めてから10周年の記念日だった。

それまでやっていた仕事を全部やめ、留学しようと決意して英語の勉強と出願に丸1年。
合格通知が届いたのを機に、期待と不安の中始まる新生活を記録しておこうとホームページを立ち上げたのだ。
当時はまだブログなんていう便利なものはなく、ホームページ作成ソフトとHTMLの入門書を買ってきて、知識ゼロから始めたのをよく覚えている。

最近は日記より先に書かなきゃいけない原稿がありすぎて更新をさぼりがちだけど、細々と続けていられるのは、こんな日記でも読んでくれている人がいるから。
本当にありがとうございます。

あと何十年か経って、すっかり隠居した頃に自分の日記を読み返すのが老後の楽しみになっているといいな。
| 鈴木 裕史 | 雑記 | 03:46 | comments(5) | trackbacks(0) |
さらば、相棒
1994年5月25日、そいつは僕の元にやって来た。

体力に任せて朝から朝までバリバリ働きまくり、貯まった貯金をすべてそいつにつぎ込んだのだ。

僕にとって4台目の愛車となったそいつは、小学生の時にスーパーカーのイベントで目にしてからいつか乗りたいと思っていた夢のクルマ。
中古とはいえ、当時27才の僕にはぜいたくな買い物だった。

あり余るパワーとクセのある操縦性。
まるでじゃじゃ馬のようなそいつを乗りこなしてやろうと、あえてATではなくマニュアルを選んだ。

あれから14年。
助手席に乗るコは何人も入れ替わったけれど、クルマに関しては一度も浮気をしなかった。
車検の時にけっこうな整備代がかかるのにはまいったが、エンジンのトラブルは皆無。
ボディーだって最新モデルにひけを取らない。
そいつ以上に魅力的なクルマに出会ったこともなかったし、他のクルマに乗り換えようと思ったこともなかった。

だが、ついにそいつと別れるときがやって来た。
理由は平凡すぎるほど平凡。
お情け程度にしか備わっていない後部座席が狭くて、我が息子のためのチャイルドシートを取り付けられないのだ。
14年前の僕だったら、「ああ、お前の青春も終わったな」と鼻で笑うだろう。

思えば、こいつ以上に長い間僕の近くにいたやつはいない。
おそらく、これから先もこいつ以上に長く人生を共にするクルマは現れないだろう。

まだ、こいつがいないガレージを想像することすらできないが、久しぶりに写真を撮ってみた。
14年間、楽しいときもツライときも、一緒にいてくれてありがとう。

さらば、相棒。
さよなら、91年式ポルシェ911カレラ2。

| 鈴木 裕史 | 雑記 | 03:57 | comments(2) | trackbacks(0) |
レーシック、その後
いやぁ、裸眼でこんなに見えるなんて感激だぁ!

…となるはずだったのに、なぜかメガネをかけたままこのブログも書いている。
事は僕が予想もしない方向に展開したのだった。

紹介割引の1万円チケットを握りしめて僕が向かったのは、銀座にあるSクリニック。
ウェブサイトにはレーシックの症例20万件以上とうたう、大手のクリニックだ。

最近できたばかりの大きなオフィスビルの3フロアを占めているのにまずびっくり。
受付で問診票を渡され待合室に向かうと、そこには僕と同じように適応検査を待つ患者が30人近くもいた。

問診票を提出して待つこと20分、検査の部屋に入ると、最新鋭らしき検査機械がずらっと並び、視力検査のセット(「上」とか「右」とか答えるやつ)はなんと30人分もある。
次々と部屋に入ってくる受診者はまるでベルトコンベアに乗せられたかのように、検査機械を1つずつ移動していくのだ。

その部屋の機械を全部終えると次のフロアへ。
アゴと額を固定して目に光が当たるというのはどのマシンもほぼ同じで、一応「○○の検査をします」と説明はされるものの、素人にはよく分からない。
検査に必要な目薬が効くまでの待ち時間はナースから手術に関する説明を受けるというように、ムダな時間は一切ない。
すべての検査が終わるまで約3時間。
流れ作業で手術患者が次々に生産されるといったイメージだ。
(あとでドクターに聞くと、1日に150〜300人が検査を受け、別のフロアでは同じくらいの人数が手術を受けているのだという)

で、すべての検査が終わると、10以上ある個室の診察室に呼ばれてドクターによる診察。
それまでに行った検査の結果をカルテで確認しながら、手術への適性が診断されるのだ。
僕を担当したのは40歳代の女医さん。
診断の結果はこうだった。

「手術を受けるのは問題ありません。ただし、41歳という年令だとそろそろ老眼が出てきて近くのものが見えにくくなるでしょう。近視矯正手術を受けるというのは度の強いメガネをかけることに似ていて、その場合、老眼が早く進む可能性があるんです」

要約すると、僕に示された選択肢は2つ。

A.【手術を受ける】
近視が治って遠くのものはよく見えるようになるが、老眼が進みやすく、近くのものが見えにくくなる。

B.【手術を受けない】
近視はそのままで遠くのものはよく見えないが、老眼の進行は遅く、近くのものはメガネなしでもそこそこ見える。

「職業柄、ものを書いたり本を読んだりすることが多いでしょうから、近くのものが見えた方がいいんじゃないかしら?」

う〜ん、それはそうなんだけど…。
よっぽど僕がキツネにつままれたような顔をしていたのだろう。
ドクターは最後にこう言った。

「金儲けのために誰にでも手術を受けさせようとすると思った? そうでもないのよ」

他のドクターだったらもしかして違う診断をしたのかもしれないけれど、僕は彼女の診断を信用して、手術を断念することにしたのだった。

というわけで、僕はこれからもずっとメガネを手放せない生活が続くらしい。
来週にでも運転免許の更新に行かなくちゃ。
今回もやっぱり「眼鏡等」の条件付きだなぁ。
| 鈴木 裕史 | 雑記 | 03:25 | comments(1) | trackbacks(1) |
カンテサンスとレーシック
なんだか、毎晩毎晩、書いている。
レギュラー番組の台本やナレーションだったり、単発のイベント台本だったり、はたまた通るかどうか分からない企画書だったり、たまってしまったメールへの返事だったり。
夕飯を食べた後書き始めて、だいたい朝の6時か7時まで。
昔から要領はいい方だと思っていたのだけれど、最近、それは勘違いだったんじゃないかと思うほど延々と机に向かっている。
ま、切れ目なくお仕事がいただけるのはありがたいことだけれど、そろそろ気分転換も必要かな。

そんな中、シネマスクランブル編集長の中井くんに誘われて、カンテサンスでディナー。
かのミシュランで3つ星を獲得した旬のレストランだ。
いやぁ、旨かった。
ただ旨いだけじゃなくて、客をエンターテインしようという志に感銘を受けた。
店の方針だけが書かれた白紙のメニューブックに始まり、サプライズの連続。
「じゃがいものゆで汁」があんなに旨いスープになるなんて。
1クールに1回くらいは奮発して旨い店で食べたいなぁ。

そして、もう1つ。
近視矯正のレーシック手術を受けることを決意した。
周りに友人の中に何人か体験者がいて、前から機会があればとは思っていたのだけれど、突然受けてみようと思い立ったのだ。
明日が施術前検診で、明後日が手術。
両日とも朝まで原稿書きで睡眠不足なのが若干心配だが、なんとかなるだろう。
中学時代から手放せなかったメガネとこれでおさらばかと思うと感慨深い。
| 鈴木 裕史 | 雑記 | 03:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
「放送作家は渾身の1枚で勝負する」
今日15日発売の「日経ビジネスAssocie」の取材を受けて、特集「紙1枚にまとめる技術」にちょこっとだけ登場していたりします(^_^;
タイトルは「放送作家は渾身の1枚で勝負する」。

番組の企画書とプレゼンのメモを紹介していただいたんですが、なんだか素っ裸を見られているようで恥ずかしいっす。
| 鈴木 裕史 | 雑記 | 06:29 | comments(0) | trackbacks(1) |
あけました。
おめでとうございまっす!

ごていねいに年賀状を下さったみなさま、すみません。
すでに15年以上書いていないもんで、年賀状の書き方をすっかり忘れてしまいました。
この場を借りてお詫び申し上げまする。
不義理な私めを今年もどうぞよろしくお願いします。

今年はなんとか三が日の休みを確保できたので、たまっていた本を読んだり、テレビを見たりののんびり正月。
家からほとんど出ず、生後1ヶ月半の息子のおむつを替えているうちに休みは終わってしまった。
なんだかリフレッシュできたようなできていないようなという微妙な感じですなぁ。

2007年を振り返ると、なんだかんだで普通によく働いたなぁ。
ただ、仕事の面ではルーティンに流されている自覚も少々あり。
今年は積極的にリスクをとって新しいことに挑戦していきたいと思っている。
まだ守りに入るには早すぎまっせ!

てなわけで、今年もどうぞよろしくお願いします。
| 鈴木 裕史 | 雑記 | 02:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
「陰日向に咲く」と中島みゆき
来年1月26日公開予定の映画「陰日向に咲く」を完成披露試写で観てきた。

オムニバス形式になっている原作のストーリーを1本の映画にするシナリオ作りに苦労がしのばれ、途中で破綻しながらエンディングに収束させていく展開に若干の強引さが感じられた。
テーマは嫌いじゃないし、主演の岡田くんもかなり頑張っていたが、よかったのは何といっても宮崎あおいちゃん!
素晴らしい女優さんですな。

そして、東京国際フォーラムで中島みゆきのコンサート。
「夜会」以外のツアーコンサートに行くのはかなり久しぶりだったのだけれど、これがまたよかった。
「プロジェクトX」やTOKIOの楽曲で彼女を知ったお客さんにも優しいサービス精神旺盛な選曲。
それでいて僕のようなオールドファンにも嬉しい古めの曲や、オールナイトニッポンを彷彿させるMCも散りばめた、完成度の高いコンサートだ。

深夜に帰宅して古いアルバムの曲を聴き直しながら、改めて歌詞の深みを味わったのだった。
| 鈴木 裕史 | エンタテイメント | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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